http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090813-00000007-zdn_ep-sci
Yahoo!ニュースを見ていたら、このような記事がありました。
知らない人の不安を煽るような内容で非常に困った内容ですね。。
簡単に言うと、ブラウザの操作でCookieを消したつもりでも、「Flash Cookie」は消えていない、というそれだけの事なのです。
ちなみに「Flash Cookie」とは、Flashで使用されるCookieの事。一般的なCookieと同じ用途で使われています。
例えば、Flashで動く動画プレイヤーですが。再生するときにボリュームのツマミ位置を変更したときに「Flash Cookie」に記憶させておいて、次にアクセスがあった時に同じ位置にセットしてあげるとか。そのような用途で使われています。
「Flash Cookie」上に保存された情報を他人が勝手に覗き込むということや、「Flash Cookie」を保存したFlash(サイト)が勝手にPC上の他の情報を覗き込む、といったことは当然ですができません。
ですので、上の記事で少しでも不安を覚えた方は、安心していただけたらと思います。
とはいえ、勝手に保存された情報を簡単に消す手段が無い、というのはちょっとひっかかるところ。
ということで、「Flash Cookie」の保存場所と削除方法について簡単に説明したいと思います。
まず保存場所。
Windows Vistaの場合
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player\#SharedObjects
WindowsXpの場合
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Macromedia\Flash Player\#SharedObjects
ここに保存されています。
※[ユーザ名]には、ログインしているユーザ名が入ります。
そして削除方法。
Explorer を開いて上の場所にアクセスして、配下のフォルダごと削除する。これだけです。
※「Application Data」などフォルダが見つからない場合は、Explorerのメニューから「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」と開き、「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択して下さい。これで見えるようになるはずです。
※削除による不具合・トラブルにつきましては当方では一切関知できません。あくまで自己責任でお願い致します。